ボビー・ブランド (Bobby Bland)

ボビー・ブランド
ボビー"ブルー"ブランド (Bobby "Blue" Bland, 1930年1月27日 - ) は、米国のブルース・シンガー。ゴスペルの影響を強く受けた深みのある歌声を聴かせる。楽器を弾くシンガーが多いブルースの世界において、歌一本で50年代初頭から活躍する大ベテラン。黄金期を築いたデューク・レーベルでは、エリック・クラプトンのレパートリーにもなった"Farther on up the Road"を始め数多くの作品をリリース。80年代以降もマラコ・レーベルへ移籍して活躍を続け、"Members Only"が代表曲のひとつとして知られるようになった。

まるで痰を吐くようにのどを鳴らす唱法は独特で、彼のトレードマークとなっている。

1930年1月27日、メンフィス郊外のローズマークに生まれる。1948年にメンフィスに移住すると、ゴスペル・グループ、ミニチュアーズで音楽活動を開始した。続いてB・B・キングらがメンバーだったビール・ストリーターズに参加。

1951年、モダン・レコードに初のレコーディングを行う。翌1952年には、チェスにてシングルを1枚リリース後、デューク・レコードと契約。同レーベルには20年以上に渡って在籍し続け、その間R&Bチャートのトップを飾った"Farther on up the Road" (1957年)を始め、"I'll Take Care of You" (1959年)、"I Pity the Fool" (1961年)、"Yield Not To Temptation" (1962年)などのヒットを世に送り出した。

1973年にデュークがABCレコードに買収されるとブランドもABC所属となった。1978年、クラレンス"ゲイトマウス"ブラウンとのカップリングで初の日本ツアーを行った。1988年、1998年にも来日している。1979年にABCがMCAレコードに買収され、MCA所属となるが、引き続き作品はリリースを続けた。

1985年、ミシシッピ州のブルース/ソウル系インディー・レーベル、マラコに移籍し、同レーベル一作目となるMembers Onlyをリリースした。ブランドは、南部のアフリカ系アメリカ人に根強い人気を保っており、彼ら向けの作品を多くリリースしているマラコへの移籍は、ブランドの方向性と合致した動きだったと言えるだろう。同作を皮切りにマラコでは多くの名作をリリースしており、マラコ時代はデュークに続く第二の黄金期と言われている。

1992年、ロックの殿堂入りを果たした。1997年には、グラミー賞のLifetime Achievement賞を受賞している。……
(Wikipedia: ボビー・ブランド)

 
ホーム > ブルース > ボビー・ブランド