カーペンターズ
カーペンターズ(Carpenters)は、リチャード・カーペンターとカレン・カーペンターの兄妹からなるミュージック・グループ。
……1970年にリリースされてビルボードのHOT100で1位を獲得し、ポップ・チャートで4週に渡って首位をキープしたバート・バカラックとハル・デヴィッドによる楽曲のカヴァー「遥かなる影」によって、リチャードとカレンはブレイクを果たす。
続いて発売されたポール・ウィリアムズとロジャー・ニコルスの作品「愛のプレリュード」はHOT100で2位をマークし、アダルト・コンテンポラリーチャートでは首位を7週間獲得。1970年の秋に、彼らにとっての2番目のメジャーなヒットとなった。lこれらの楽曲はベストセラーとなったアルバム「遥かなる影」に収録され、この作品でリチャードとカレンはその年の最優秀新人部門をはじめとする2つのグラミー賞を獲得した。
この年の暮れにはクリスマス・ソング「メリー・クリスマス・ダーリン」がリリースされた。この曲は、カリフォルニア州立大学在学中にリチャードとカレンが参加していた合唱団のディレクターを務めていたフランク・プーラーとリチャードが書いた作品で、1970年のビルボードのホリデイ・チャートで高位置にランクインした。
1971年に発売されてアメリカで400万枚以上のセールスを記録し、彼らにとって最も売れたオリジナル・アルバムとなった『カーペンターズ』は、収録曲の「ふたりの誓い」「雨の日と月曜日は」「スーパースター」がいずれもシングルとして大きな成功を収めた。続く1972年のアルバム『トップ・オブ・ザ・ワールド』からは「ハーティング・イーチ・アザー」「小さな恋の願い」「愛にさよならを」が、オールディーズのような懐古的指向を見せた1973年の『ナウ・アンド・ゼン』からは「シング」と「イエスタデイ・ワンス・モア」のヒットが生まれた。これらの一連のヒット曲とアルバムによって、カーペンターズは1970年代前半を通してチャートの常連となった。
『トップ・オブ・ザ・ワールド』収録曲の「トップ・オブ・ザ・ワールド」がカントリー歌手のリン・アンダーソンによってカバーされ、ビルボードのカントリーチャートで2位を記録すると、カーペンターズはこの曲を新たに録音しなおし、シングルとして1973年にリリースする。この年の終わりに、「トップ・オブ・ザ・ワールド」はビルボードのHOT100における彼らの2枚目の1位のシングルとなった。『ザ・シングルス 1969-1973』と題された彼らのベスト盤は、米英両方のアルバムチャートで首位を獲得して70年代を代表するベストセラーのひとつとなった。このアルバムはアメリカだけで700万枚以上のセールスを記録している。
1970年代前半、カーペンターズの作品はアメリカのトップ40の主要部分を占め、イージーリスニングやアダルト・コンテンポラリーを主とするラジオ局での中心的存在だった。彼らは、カレンの表現力に富んだアルトのリード・ヴォーカルと、重厚なハーモニーを織り成すためにオーヴァーダビングされた2人によるバック・コーラスをフィーチャーした独特のサウンドを作り上げた。ヴォーカリスト、キーボード奏者、編曲家としての役割に加え、多くの楽曲においてリチャードは作曲も務めた。作詞家のジョン・ベティスと共に彼が書いた楽曲のうち、「愛にさよならを」「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」をはじめとするいくつかの作品は大ヒットしている。……
(Wikipedia: カーペンターズ)