リンダ・ロンシュタット
リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt, 1946年7月15日- )は、アメリカの歌手。ミュージシャン。1970年代のウエストコースト・サウンド・ムーブメントの中心で活躍した女性シンガーである。
1967年、カントリーバンド・ストーン・ポニーズのボーカルとしてデビュー。1969年、ソロデビュー。自ら作曲はせず、新曲でもない、ほぼ全曲、過去に世に出たカバー・ソングを歌う。カーラ・ボノフやJ.D.サウザーなど、当時あまり売れてなかったミュージシャンの曲を取り上げ世に出したことでも知られる。
バンド時代とソロ2枚目あたりまではカントリーフォーク中心の曲構成だったが、徐々にロック色を強め、1971年にバックバンドを務めたイーグルスのナンバーやオールディーズナンバーをロック的なボーカルスタイルに変えて人気を得た。優れた声量と色艶のある声の持ち主である。近年、平井堅もカバーしたイーグルスの名バラード「ならず者(Desperado)」をカバーしたことがあり、こちらも熱唱として知られる。
1974年『悪いあなた(Heart Like A Wheel)』、1977年『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』、1978年『Living In The U.S.A.』などの全米No.1アルバムヒットを記録した。シングルヒットではバディ・ホリーのカバー「it's so easy」などが有名。1986年には長編アニメ映画「アメリカ物語」の主題歌「Somewhere out there」をジェイムズ・イングラムとのデュエットで大ヒットさせ、その後デュエット曲を多く手がける契機になった。
当時の洋楽誌でオリビア・ニュートン・ジョン、スティーヴィー・ニックス(フリートウッド・マック)と三大美女と扱われることがあった。マドンナ以降は美人が増えたが、当時は少なかった美人シンガーの一人でもあった。無造作な感じの黒髪に唇が扇情的でけだるい感じが色っぽくスタイルも良かった。
自身のソロ活動だけでなく、イーグルス、ニール・ヤング、ジェームス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、J.D.サウザーなどのアーティストとも深い交流を持つ。付き合う男の服装の好みで格好を替える為ミック・ジャガーと噂があったときは、ホットパンツでステージに登場しスタイルのよさを披露した。イーグルスの代表曲の一つ「Witchy Woman」は彼女のことを歌ったものである。1990年代に入るとジャズシンガーに転向、またメキシコ音楽にも挑戦するなど、現在も国民的大歌手である。
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(Wikipedia: リンダ・ロンシュタット)